覆面調査とは
覆面調査・ミステリーショッパーとは、お客様のふりをしてお店を利用し、サービスや売られている商品の質、お店が清潔に保たれているかなどをチェックして、調査レポートにまとめていただく、というお仕事です。
よく「本当に食事をしてレポートを提出するだけで、報酬をいただけるのですか?」と疑問に思われることがあります。確かに、不思議ですよね。
覆面調査の裏側をお伝えいたします。
昨今において、消費者は「大衆」から「個人」としてとらえられ、消費者ニーズは「もの・サービスがほしい」から「自分に合ったもの、自分のためのサービスがほしい」というようにシフトしている、と言われています。
そんな変化の中、飲食業界では「消費者目線」でお店をとらえ「顧客満足度」をあげるためのお店づくりが、非常に重要になっています。
例えば、飲食店スタッフはただのオペレーターではなく、「家に帰ってきたかのようにお客様をお出迎えをする」「積極的におすすめをしたり、心配りの声掛けをする」「お客様が退店する際には出口に出てお見送りをする」、そんなプロの接客を、消費者は望んでいます。
レベルを上げないと生き残っていけない今日の飲食業界において、実は、覆面調査・ミステリーショッパーの導入社数は年々増加しているのです。
多くの飲食企業では、出店スピードに、店長教育をするマネージャーが足りないなど、とにかく人材不足に頭を抱えています。
人材不足による退店も少なくないのが現状で、猫の手も借りたいほど大忙しの飲食店もたくさんあります。
そんな厳しい現実の中で、店長・パートアルバイトの教育は、より一層、はやく効果がでるもの、本質的なものが必要とされています。
そこで、アルバイト・店長・マネージャー教育のアプローチの一つとして、覆面調査・ミステリーショッパーが注目されています。
店舗のチェックに頻繁には行けないマネージャーの手となり足となり、覆面調査は飲食店の改善に活用されているのです。
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